Twitter団体戦 プロデューサー自戦記
やぁ、みんな。
二宮飛鳥だ。
今回は、プロデューサーの棋譜を並べながら、対局を振り返りたいとのことだ。
ふふっ、当然、ボクを満足させるだけの棋譜なんだろうね?
…棋譜を並べるといいながらも、技巧に読ませて評価値も見ているよ。
さて、どういう読み筋だったのか、聞かせてもらおうか。
便宜上、先手後手を入れ替えさせてもらっている。つまり、手前が後手のプロデューサー、ということだね。
1 7六歩(77) ( 0:04/00:00:04)
2 7四歩(73) ( 0:06/00:00:06)
宣言通りの74歩。
まぁこれなら普通に戦える変化だ。
本当は相手が振り飛車党だって知ってたから出来るとは思ってたみたいだけどね。
3 6八銀(79) ( 0:19/00:00:23)
ここは作戦の岐路。
3四歩と6二銀。
角道を通すことで
7七銀型を強要するか、
6六歩と止めさせて限定するか、
角交換された後にkksにするか。
という選択が出来たはずなんだけど、
今回プロデューサーは6二銀を選んだようだね。
4 6二銀(71) ( 0:12/00:00:18)
5 6六歩(67) ( 0:03/00:00:26)
6 3四歩(33) ( 0:06/00:00:24)
7 6七銀(68) ( 0:02/00:00:28)
8 8四歩(83) ( 0:01/00:00:25)
9 6八飛(28) ( 0:08/00:00:36)
10 7三桂(81) ( 0:11/00:00:36)
11 4八玉(59) ( 0:08/00:00:44)
12 6四歩(63) ( 0:03/00:00:39)
ここは突いておきたい一手だね。
7三桂馬を上げたんだ、6五の地点に駒を効かせて行くよ。
13 3八玉(48) ( 0:08/00:00:52)
14 6三銀(62) ( 0:03/00:00:42)
15 2八玉(38) ( 0:01/00:00:53)
16 1四歩(13) ( 0:02/00:00:44)
17 1六歩(17) ( 0:02/00:00:55)
18 4二玉(51) ( 0:02/00:00:46)
19 3八銀(39) ( 0:02/00:00:57)
20 3二銀(31) ( 0:02/00:00:48)
21 5八金(69) ( 0:02/00:00:59)
22 3一玉(42) ( 0:02/00:00:50)
23 7七角(88) ( 0:09/00:01:08)
最近プロデューサーは居角左美濃にハマってるらしい。
振り飛車でもできるのかわからないけど…。
穏便に組むなら左美濃のほうがいいと思うけどな。
24 9四歩(93) ( 0:03/00:00:53)
25 9六歩(97) ( 0:02/00:01:10)
26 6二飛(82) ( 0:04/00:00:57)
27 9八香(99) ( 0:20/00:01:30)
28 5二金(61) ( 0:09/00:01:06)
29 5六銀(67) ( 0:14/00:01:44)
30 5四銀(63) ( 0:03/00:01:09)
31 4六歩(47) ( 0:17/00:02:01)
32 2四歩(23) ( 0:42/00:01:51)
これで評価値がほぼ互角まで落ち着いたね。
後手は仕掛けると危ない感じがするので更に囲いに行こうという2四歩。
2四歩3五歩と取れれば玉頭位取りも出来るからね。
33 3六歩(37) ( 0:57/00:02:58)
34 2三銀(32) ( 0:31/00:02:22)
35 3七桂(29) ( 0:15/00:03:13)
36 3二金(41) ( 0:35/00:02:57)
37 8六歩(87) ( 0:33/00:03:46)
38 3三角(22) ( 0:05/00:03:02)
こうしてみると玉の位置が悪すぎる。
仕掛けられるリスクはあるものの、玉を固めて行く方針だね。
39 4七銀(56) ( 1:29/00:05:15)
40 6一飛(62) ( 0:19/00:03:21)
41 2六歩(27) ( 0:10/00:05:25)
42 2二玉(31) ( 0:05/00:03:26)
43 5六歩(57) ( 0:51/00:06:16)
44 1二香(11) ( 0:05/00:03:31)
6一飛車は右四間では良くある一手…だと思う。
ここで銀冠穴熊へ。
45 6七金(58) ( 0:15/00:06:31)
46 1一玉(22) ( 0:24/00:03:55)
47 5八飛(68) ( 0:50/00:07:21)
48 4二金(52) ( 0:50/00:04:45)
49 5五歩(56) ( 1:48/00:09:09)
2二金と閉めるより、2二角と閉めたかったんだってさ。
理由は4二の金を動かしたくなかったのと、3一飛車回りを見ていたから。
5五歩は2二角と引くために丁度いいと感じたみたいだね。
しかしながらここは▲4五歩〜4六銀〜5五歩と圧迫する筋があったとの事。
それは非常にイヤだね…。
50 5五角(33) ( 0:23/00:05:08)
51 5六銀(47) ( 1:43/00:10:52)
52 2二角(55) ( 0:47/00:05:55)
53 4七銀(38) ( 0:40/00:11:32)
54 2五歩(24) ( 2:12/00:08:07)
1歩手に入れたので2五歩から拠点を作ってから仕掛けるわけだね。
55 2五歩(26) ( 0:36/00:12:08)
56 2六歩打 ( 0:12/00:08:19)
仕込みは完了。
あとは暴れて行くだけさ。
57 3八金(49) ( 0:05/00:12:13)
58 6五歩(64) ( 0:03/00:08:22)
59 6五歩(66) ( 0:11/00:12:24)
60 3五歩(34) ( 0:21/00:08:43)
61 2二角成(77) ( 0:36/00:13:00)
62 2二金(32) ( 0:03/00:08:46)
63 3五歩(36) ( 0:04/00:13:04)
64 6五銀(54) ( 0:04/00:08:50)
角交換になる展開で、こちらから角を変えると6五の地点に効きが追加されてしまう。
3五歩を入れるタイミングも前後しているような気がするけどこの辺りはとにかくあたりを増やして局面を複雑化する事につとめているようだ。
65 6二歩打 ( 0:51/00:13:55)
66 3一飛(61) ( 0:06/00:08:56)
67 5五角打 ( 0:15/00:14:10)
叩きに対して3一飛車。
6筋は銀が捌ければ十分で、3五歩を狙ってプレッシャーをかけたほうが良いという事なんだろう。
5五角も7三に成ってくれるから筋が逸れてまだ戦えそうだし、ね。
68 5六銀(65) ( 1:17/00:10:13)
69 5六飛(58) ( 0:17/00:14:27)
70 4九角打 ( 1:04/00:11:17)
6七の金が浮いているのと、2七への打ち込みを見て指したらしいけど…これが悪いみたいだ。
技巧は最初から清算しておく筋を推奨してるみたいだけど。
…そちらの方が良いんだろうか。
拠点が残ってる方がイヤだと感じるんだけど、ね。
71 5八銀打 ( 0:32/00:14:59)
72 5八角成(49) ( 1:35/00:12:52)
73 5八飛(56) ( 0:22/00:15:21)
74 4九銀打 ( 0:06/00:12:58)
ここは2四歩から攻められると大変だったようだ…。
プロデューサー、キミってやつは。
自玉が見えてないだろ?
75 4八飛(58) ( 0:17/00:15:38)
76 3八銀成(49) ( 0:04/00:13:02)
77 3八銀(47) ( 0:14/00:15:52)
78 3五飛(31) ( 0:04/00:13:06)
79 2二角成(55) ( 0:17/00:16:09)
80 2二玉(11) ( 0:05/00:13:11)
81 3六歩打 ( 0:17/00:16:26)
82 3六飛(35) ( 1:02/00:14:13)
83 4五角打 ( 0:08/00:16:34)
4五角は好手のようだ。
84 2七銀打 ( 0:20/00:14:33)
85 3九玉(28) ( 0:16/00:16:50)
86 3八銀成(27) ( 0:37/00:15:10)
87 3八飛(48) ( 0:07/00:16:57)
負けじとプロデューサーも喰らい付く。
ここで次の一手。何を指す?
88 4六飛(36) ( 0:07/00:15:17)
2八角なんてプロデューサーには見えないよね。
この手から数手は逆転している。
89 2三角成(45) ( 0:11/00:17:08)
90 2三玉(22) ( 0:07/00:15:24)
91 2四銀打 ( 0:01/00:17:09)
92 3二玉(23) ( 0:04/00:15:28)
グラフ…途中で反転してるね?
なになに?そこは優勢だと思っていた、だって。
…プロデューサー。そういう自玉との安全度の兼ね合いを軽視するのは良くないな。
ここは2三銀打ちから6一歩なりの挟撃で後手の攻めが足りないようだ。
93 4五桂(37) ( 0:03/00:17:12)
94 3七歩打 ( 0:14/00:15:42)
95 3七飛(38) ( 0:20/00:17:32)
96 3六歩打 ( 0:05/00:15:47)
この局面が詰めろなのはわかっていたようだね。
あとは寄せられないように、駒を抜かれないように逃げるだけさ。
97 2三銀打 ( 0:47/00:18:19)
98 4一玉(32) ( 0:09/00:15:56)
99 6一歩成(62) ( 0:04/00:18:23)
逃げ切った、ね。
以下は王手をかければ詰む。
100 4八銀打 ( 0:28/00:16:24)
101 2九玉(39) ( 0:10/00:18:33)
102 2八金打 ( 0:04/00:16:28)
103 投了 ( 0:07/00:18:40)
以下は同玉3七歩成どこに逃げても飛車を打って詰みだね。
この対局は正直に言うと、対四間飛車になった時点で、
盤上のシンデレラ 18話のこれ
盤上のシンデレラ ~島村卯月は分からない~ 第18局 by 四駒関係(KKPP) アイドルマスター/動画 - ニコニコ動画
を再現させてみようかと端玉銀冠に組もうかとも思った、だって?
まったくキミってやつは…、最近は端玉銀冠を指してないくせに…。
だからやらなかったのかい?
じゃぁそこにおいてある矢内先生の端玉銀冠本はどう使おうとしてるんだい?
後ではっきり聞かせてもらおうか。